妻ががんなのに、僕は恋人のベッドにいる。
快楽主義で浮気性のスタインにふりかかった、 最愛の妻カルメンのがんという不運。 なぜ僕がこんな目に……と嘆きながらも、 妻以外の恋人とのセックスで自分をどうにか奮い立たせて、 治療への付添いや身辺の世話など、 最後には安楽死を選ぶ妻に献身的に尽くす姿はとてもリアル。 自分自身の弱さ、薄っぺらさと向き合い、次第に、 「こんな状況でもなんとか楽しく生きようとするあなたを誇りに思う」 とカルメンに感謝され、 「人生を軽く生きられるあなたの力がなければ、 彼女は自分の病気に耐えられなかった」 と周囲からも認められるようになったスタインの “がんの時代の愛”に、涙。
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